☆シニアパーティー☆

わんちゃん達は、自分自身で生活環境を改善することは出来ません。看取りまで傍に居てあげることが出来るのは、飼い主さんだけです。最後まで、自力で食べ、歩き、排便排尿が出来るようにするためには、どのような準備や予防をいつから行うことが大切でしょうか?最後まで”明るく楽しく””長く健康で生きられる”よう、病気になってもしっかりとサポートできるように、KAPUA~Dog Salon & Beauty~で楽しく学びましょう。

 

2024年は、今後起こりえる病気の知識を少しでも増やして頂き、何かあったときに獣医さんの話がスムーズに理解でき、落ち着いて判断・行動して頂ける環境を作って頂ければ良いなと考えています。 

開催日時 4月13日/6月8日/8月10日 18:30~19:30

参加条件 当店のトリミングを2週間以内に利用している

      S会員階級以上のわんちゃんは、1か月以内にトリミング利用している

      感染症のない7歳以上のわんちゃん

      伝染病ワクチンを接種している

      狂犬病ワクチンを接種している

      (わんちゃんなしの場合は、1年以内に来店歴があれば可能)

 参加数 10匹まで

 持ち物 ドッグフード・おやつ・首輪・リード・お散歩バッグ(トイレ用品)・敷物(マット)

  料金 1,000円(S会員以上)

     2,000円(その他会員様)

予約方法 LINE・電話・直接お伝えいただいてもOK‼

  内容 コミュニケーションや病気した際に必要なケアなどを中心に、臨機応変に対応します

※しつけの悩みを目的とされる方は、プライベートレッスンをお勧めします。

老化が始まる年齢

犬の場合、老化が始まり生活習慣病にかかりやすくなったり、体の変化に気をつける目安は7歳ころと言われています。一般的に老化は個体差があるものの、大型犬で5〜6歳ころ小・中型犬で7歳ころから始まると言われています。老化が加速するのが、大型犬で7歳ころ小・中型犬は10歳ころに起こり、見た目だけでなく体の動きや行動にも老化を感じるようになります。


KAPUA ~Dog Salon~でのシニアパーティーは・・・

①老犬を初めてお世話する飼い主さん

②老犬の介護が必要になっている飼い主さん

③老犬を外に連れて行く時間がない飼い主さん

④7歳以上の老犬を飼っている飼い主さん 等

 7歳以上の老犬を飼っている方に是非楽しんで参加して頂けたらと思います。

これから起こりえる病気や老化がどのように進んでいくのか、介護が必要になった時や、病気になったときに一つでも知識があれば、慌てずに対応することが出来たら、どうでしょうか?

  1. 老化を予防する日常で出来るケア
  2. 知って得する今の生活リズムで出来る質の向上
  3. 観察の達人!サインの読み取り方
  4. よりよいコミュニケーションの取り方   等

これからの生活で必要な知識や、頭を使った楽しいゲームなども準備してお待ちしています。

愛犬の死は、避けるに避けられません。

人間よりも成長が早く寿命の短いわんちゃんの生活をより楽しいものにするため、一緒に勉強していきましょう。


老化のサイン

老化には「正常な老化」と「病的な老化」があります。正常な老化とは、年を取れば誰もが経験する体の変化です。病的の老化とは、年をとるとかかりやすくなる病気が引き起こす体の変化のことです。 ある日を境に突然に老いるわけではなく、体は毎日少しずつ変化していきます。生理的な老化に病気が加わると、老化はより加速します

避けることの出来ない老いとしっかりと向き合い、最後まで毎日楽しく笑って過ごせるように、少しでもおかしいと思ったときには動物病院で受診し、病気が見つかったらすぐに治療を受けることもとても大切です。わんちゃんはしっかりとサインを出しています。

🌟日頃からしっかり観察してあげましょう🌟


今すぐチェック!!

☆愛犬のサインをチャックしてみよう☆

老化の外観変化

□顔に白髪が出る

□目の奥が白っぽくなる

□口臭が強くなる

□できものができる

□体型が変わる

□お尻が小さくなる

老化の行動変化

□後肢の歩幅が狭くなる

□名前を呼んでも反応しない

□遠くのボールを追いかけない

□散歩でよく立ち止まる

□行動に時間がかかる

□階段をのぼりたがらない

関節疾患のサイン

□歩きたがらない

□スムーズに立ち上がれない

□以前程遊ばなくなった

□歩くのが遅くなった

□歩き方がおかしい

□元気がない

□足に触れると痛がる

□階段の上り下りがつらそう

□動作が鈍くなった

□繰り返し舐める

歯肉炎・歯周病のサイン

□口から腐敗臭がする

□歯がぐらぐらする

□食事に時間がかかる

□固いものを食べなくなる

□歯茎がやせて、歯が長くなる

甲状腺機能低下症のサイン

□寂しそうな表情をする

□元気がない、やる気がない

□食欲がない

□動作が緩慢(ゆっくりして遅い)

□寒がる

□傷の治りが遅い

□耳に炎症をよく起こす(耳介や外耳炎)

□心機能の低下

□肥満

□体毛が薄くなる(全身の両側性対称性脱毛)

□尾の毛が抜ける(ラットテール)

□皮膚が乾燥してフケが多く、色素沈着を起こす

□皮膚が厚く冷たい

前立腺肥大のサイン

□排尿姿勢をしてもなかなか尿が出てこない

□尿がチョロチョロとしか出ない

□尿がポタポタと漏れる

□頻尿、あるいは夜に何回もトイレに行く

□尿が混濁する

□尿が出ない

子宮蓄膿症のサイン

□大量の膿が溜まり、妊娠したようにお腹が膨らむ

□水をたくさん飲みおしっこの量や回数が多くなる

□元気や食欲がない

□嘔吐や下痢をする

□陰部が腫大したり、膿が出たりする

 (※膿の出ない場合もある)

白内障のサイン

□歩いていて、物にぶつかる

□慣れない場所や暗いところを怖がる

認知症のサイン

□昼夜が逆転する

□夜泣き、一本調子の大きな声で泣き続ける

□呼びかけても応えない

□トボトボと歩き続ける

□徘徊する

□前進するが後退しない

□狭い場所に入ると出られない

□無気力になっているように見える

いかがでしたか?

チェックが付いた時、チェックが多くなった時、どのような対応が必要になるか一つでも多く知識を持っていることで、心に余裕を持ち行動し判断することが出来ます慌てて判断し「あのときにこうしておけば良かった」と後悔するのではなく、「こうしておいて良かった」と思えるように今から少しずつ準備していきましょう。


老化の正しい受け止め方

老犬になると病気は治りづらくなり、治らないこともあります。それでも「体の痛みやつらさ」を少しでも取り除いてあげることが大切です。細やかなケアを心がけましょう。

体の中で何が起こっているのか問題を探し、症状の改善とQOL(生活の質の向上)を高めることで、自力で食べ、排泄し、歩くことが出来るようになり、飼い主さんとわんちゃんが快適な生活を送ることが出来る場合があります。  

知識があることは、とても良いことです。しかし、その知識が正しいもの、または愛犬に合っているのかで健康や長生きへの有用性がなくなります。健康で長生きする為には多くの情報から愛犬に合った情報を選び、理にかなった正しい知識を活用することがとても大切です。

悲しい・後悔の残る最後にならない

涙を流しながらもみんなで笑って見送ることが出来るように

一緒に楽しく老犬ケアのことを勉強しませんか?


♡知識を知ることは、愛犬への愛情に代わる♡

5年半動物病院で動物看護師をしていました。認定エステティシャンの資格も取得しました。たくさんの老犬や病気の動物の診療補助、元気な子犬子猫から病気の子犬子猫の診療補助、救急で来られる動物の診療補助と飼い主様対応、手術の補助から薬の処方、食欲のない動物に強制給餌、薬の投薬、入院動物の看護、老犬のシャンプー、犬のトリミング(主にシャンプー)、子犬や成犬のしつけ相談、病院嫌いなちょっぴり暴れてしまう犬の診療補助、など本当にたくさんの動物に直接触り対応してきました。

飼い主さんの悩んでいる顔、困っている顔、後悔し涙する姿、少しでも解消・解決に近づくように、お手伝いが出来たらと2023年4月より開催させて頂くことを決断しました。

愛犬達は、飼い主さんの泣いている姿は望んでいません。

みんなで笑って過ごせるように、楽しく一緒に学びましょう♬